運営管理会社様向け“虎の巻”運営中のクレームなどを事例を含めてご紹介します。○不正車両を排除|○不正車両を調査|○放置車両処理
○運営中のクレーム@【利用者編】
【法的な基本の考え】予見可能で回避できる立場にある人というのが基本になります。予見出来ても回避できない立場にある人には過失は生じません。簡単な例は近隣の住民が危ないと感じていても対策を講じれない人ということです。この基本事項をベースに考えると大半の事例はどちらに過失があるのかがご理解頂けると思います。利用者がすべて正しいという事はありません。8割は勘違いから起きると考えてもいいぐらいです。この章では実際運営を行っている上で起こった事例をご紹介します。あえてここでは珍しい事例を弁護士の見解も交えご紹介していきますので、是非類似事例が発生した場合にはお役立て下さい。 夜間に外灯が消えていて場内のゴミに気付かず踏んでしまいタイヤがパンクした この事例は補償する必要はありません。まず基本情報として運転者には後方確認が義務とされています。しかし後方義務確認を持ち出したとしても ゴミと外灯に関して管理不足という事をついてくるでしょう。ではこの管理義務という観点で考えてみましょう。 時間貸し駐車場は基本無人で行っております。その該当する駐車場が頻繁にゴミが投棄され汚れている状態と知りながら今回ゴミ投棄があったとしたら、管理不足と言われてもしょうがないかもしれません。 しかし、通常の清掃で補え、たまたま清掃後に投棄されたとしたら予測出来なかった事例になります。 その場合、裁判になったとしても通常の業務をきちんとこなしていたにも拘らず当事例が起こっても管理不足は問われないと考えます。
これは補償しなくてはいけません。運転者には後方義務確認があるので、元々車止がなく 壁に当たったとしたら後方義務確認を通す事が出来ます。しかし、入庫前に車から降りて壁から車止めの位置を計測し入庫する人はいません。 現在の車は後方タイヤから後方バンパーまでの距離が長くなってきており、一番長いものでトヨタ セルシオに関しては1250mmあります。 その為に一昔に設置した駐車場ではそこまで距離をとって車止めを設置している駐車場も少なく、このような事故が起きる確立が車の開発と共に年々高くなって来ています。しかし、現在の設置距離でも頻繁に事故が起きないのはまだまだ後方部の長い車が少ないから確率的に起こってないということになります。 ただ、確立が少ないからといって対策を講じないと事故に繋がります。そして今回の事故が起きる可能性の車は高級車である為に補償額が高くついてしまうということです。100%の補償がかかってしまうので、車止をもうひとつ設置し壁から少し距離をおくなどして対策を行った方がいいでしょう。 対策を講じてまた1250mm以上後方部が長い車が出た場合はどうするかという事になります。しかし、これ以上長くなる可能性も低いと考えます
この事例も非常に珍しい例にあたりますが、実際にあったお話です。 お客様からの連絡だけでは想像が出来ないような区画になっていました。現地を見に行くと参照図のような作りになっており今までに事故がなかったのが不思議な 状態で運営されていました。さてこの補償義務に関してですが、今回の案件は示談交渉となります。お客様側は運転者による後方義務確認。そして、運営管理会社側は区画内に障害物があることでの施工及び運営管理不足ということで過失が生じます。この場合も同様に非を認め示談交渉(過失割合交渉)に望みます。 そして、事故を行った人は修理はもちろんのこと、その後二度と同じような事故が起きないように迅速に対策することが大切です。今回の場合、ライン上にテーブルフェンスを設置し区画内壁上にラインを引きました。その他、突き出している壁部分には目立つように色を付け衝突が起きないように対策を行いました。 他にも屋根付きの駐車場で似た例が過去にありました、それは屋根の足が区画内に入っていたのです。しかも現状のラインが薄くなり以前のラインが浮き出ていた為に起こってしまいました。まったく同じ例はないにしてもこのように似ている区画は存在します。このような事故は普通に考えればおかしな作りになっているのですが意外にも世の中、数多く存在します。一度、このようなおかしな作りになっている箇所はないか確認するのもいいでしょう。 ![]()
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